しまむら業績回復

品質重視の商品開発にも着手し成功

大手ファッション衣料チェーンしまむらの
2016年2月期の業績が増益に転じました。

 

2014年2月期と2015年2月期の2期連続減益からの
V字回復となり、2017年2月期には過去最高益を
目指しています。

 

売上増加の一因としては、一部の商品を
リーズナブルな低価格路線とは異なる
品質重視路線に変更して販売したことが挙げられます。

 

同社はワンランク上の品質の位置付けとなる
プライベートブランド「クロッシー」の
商品開発を続けていますが、
そのヒット商品に「裏地あったかパンツ」があります。

 

同商品は2014年秋冬に2,900円で販売し60万本を
売り上げるヒット商品でしたが、
2015年秋冬シーズンには価格を3,900円に値上げして
販売しました。

1,000円の値上げにも関わらず、110万本用意した
在庫がほぼ完売したと言います。

 

1,900円が通常の価格帯である
同社のパンツ類のバリエーションから見れば
3,900円の「裏地あったかパンツ」は
高額商品になります。

 

しまむらはこれまで商品の多さと安さで消費者のニーズに
応えてきましたが、
「良いものなら高くても購入していただける」という信念のもと
品質重視の商品開発も今後さらに
進めていく方針を示しています。

 

某牛丼チェーンでは価格帯を上げた結果、
大幅な減益となるケースが見られたのは記憶に新しいところですが、
しまむらの品質重視路線はV字回復に更なる拍車を
かけることが出来るのか注目されます。